【平成の長崎】県サッカー選手権 初代王者は国見 重工長崎に競り勝つ 平成8(1996)年

 サッカーの1996年長崎県選手権大会最終日は3月17日、諫早市の県立総合運動公園陸上競技場で、決勝を行い、国見高が三菱重工長崎を1-0で下し、初代県王者に輝いた。
 中盤でボールをつなぎ、試合を優位に進める国見は、前半9分、MF吉村のスルーパスから、FW植田が先制ゴールを決めた。
 後半も、素早いパス回しから、ボールを支配する国見のリズム。重工も社会人九州リーグの意地を見せ、国見に追加点を許さなかったが、終盤の猛攻も、同点ゴールには結びつかなかった。
 最優秀選手には、決勝点をマークした国見高の植田洋平、優秀選手には森田真実(国見高)と田川博文(三菱重工長崎)が選ばれた。(平成8年3月18日付長崎新聞より)
  ◇   ◇   ◇
【平成の長崎】は長崎県内の平成30年間を写真で振り返る特別企画です。

【国見高ー三菱重工長崎】後半25分、国見のMF岡松がドリブルで持ち込んでシュートを放つ=諫早市の県立運動公園陸上競技場
県選手権で初代王者に輝き表彰を受ける国見高の選手=諫早市の県立運動公園陸上競技場

© 株式会社長崎新聞社