弁護士出身の柴山氏が文部科学大臣として初入閣。柴山昌彦(しばやま まさひこ)氏の経歴・政策は?

第4次安倍内閣の改造人事が10月2日発表され、文部科学大臣には首相の出身派閥である細田派の柴山昌彦氏が起用されました。柴山氏は今回の内閣改造で初入閣を果たしています。ここで柴山氏の経歴を振り返ってみることにしましょう。

愛知県出身の柴山氏。弁護士を経て、衆議院議員を5期務める

柴山昌彦氏は1965年12月5日、愛知県名古屋市の生まれで現在52歳です。東京大学法学部を卒業後、1990年に住友不動産株式会社に入社します。1999年には司法研修所に入所し、2000年には弁護士登録(東京弁護士会)。虎門中央法律事務所に入所しました。

2004年の衆議院議員埼玉8区の補欠選挙に立候補し、52,543 票を得て初当選します。以来、6回の当選を重ねています。2008年の福田改造内閣・麻生内閣では外務大臣政務官、2012年の第2次安倍内閣では総務副大臣を務めました。2013年には衆議院内閣常任委員長に就任しました。今回2018年10月の内閣改造で文部科学大臣として初入閣しています。

柴山氏の政治理念・政策は?

柴山氏は自身のHPによれば、キャッチコピーとして「しばやま昌彦の決意」を揚げ、具体的には、

外交・安全保障は万全に:北朝鮮からの脅威への対策強化、自然災害への対応・防災のための設備と関係者への支援の充実、東京オリンピック・パラリンピックに向けたテロ対策体制の整備

将来不安の解消に向けて:お年寄り・障害のある方の就労機会の促進、介護・障害福祉職員の処遇改善、加給年金受給者の配偶者に対する振替加算漏れの再発防止・追加支給、同一労働同一賃金への歩みの加速

GDP600兆円へ、力強い未来創りを:AI・IoTなどの技術への積極的な開発投資と企業の生産性向上、教育負担の抑制と大学改革などの質の向上、子育て安心プランによる保育の受け皿整備・学童保育の拡充、保育士のキャリアアップへの取り組み

などを政策として掲げています。

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