内閣改造人事で防衛大臣として初入閣。岩屋毅(いわや たけし)氏の経歴・政策は?

第4次安倍内閣の改造人事が10月2日に発表され、防衛大臣には麻生派の岩屋毅氏が起用されました。岩屋氏は今回の内閣改造で初入閣を果たしました。ここで岩屋氏の経歴を振り返ってみることにしましょう。

大分県出身の岩屋氏。大分県議会議員を経て、衆議院議員を8期務める

岩屋毅氏は1957年8月24日、大分県別府市の生まれで現在61歳です。早稲田大学政経学部政治学科を卒業後、政治家秘書になります。1987年の大分県議会議員選挙で初当選。1990年の第39回衆議院議員選挙では、旧大分2区から立候補し初当選します。以来、8回の当選を重ねています。

2001年には防衛庁長官政務官に就任。2002年から2004年まで自民党副幹事長、2005年には自民党大分県連会長、2005年から2006年まで自民党政務調査会副会長、2006年から2007年まで外務副大臣、2007年には自民党国会対策副委員長、2008年には衆議院文部科学委員長、2009年には自民党大分県連会長、2010年から2011年まで自民党国防部会長と要職を歴任します。2012年には自民党安全保障調査会会長、自民党総務副会長に就任しました。そして今回2018年10月の内閣改造で防衛大臣として初入閣しています。

岩屋氏の政治理念・政策は?

岩屋氏は自身のHPによれば、キャッチコピーとして「誠実に、前へ」を揚げ、具体的には、

・日本の平和と安全を守ります
・災害に強い国土をつくります
・大分を九州の東の玄関口にしていきます
・人口減少を乗り越えるための「働き方改革」を実現します
・第四次産業革命で世界の最先端を目指します
・国民の所得向上を目指します
・観光立国を強力に進めてまいります
・自由貿易体制を拡充し、農産物の輸出を拡大してまいります
・原発への依存度を最小限にとどめるエネルギー政策を実現します
・9条を守った上で、「自衛隊」を明記する憲法改正を目指します

を政策として掲げています。

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