DeNAラミレス監督続投 南場オーナーの要請受諾

 プロ野球横浜DeNAベイスターズの今季最終戦が10日、甲子園球場で行われ、阪神に敗れて67勝74敗2分けの4位で全日程を終了した。南場智子オーナー(56)は試合後、今季で契約が満了するアレックス・ラミレス監督(44)に来季の続投を要請し、ラミレス監督は「来季も頑張ります」と受諾。新たに単年契約を結んだ。

 ラミレス監督は4年目の来季へ向けて「オーナーら球団幹部が私を信頼して決断してくれた。来年こそリーグ優勝を目指していく」と誓った。同監督は就任1年目の2016年にレギュラーシーズンで3位に入り、球団史上初のクライマックスシリーズ(CS)進出に導いたほか、昨季はCSファイナルステージで広島を下して19年ぶりに日本シリーズに駒を進めた。

 3年目の今季は9日にシーズン4位が確定し、就任以来初めてCS進出を逃していた。続投要請した理由について南場オーナーは「ラミレス(監督)は毎年戦い方が変化をしている。トライをした結果を受けて方針を変えられる。過去の成績も見て、安定的にAクラス(3位以上)を狙える」と述べた。

ラミレス監督

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