最新の未病産業集結 パシフィコ横浜で展示会

 「未病」に関連する製品やサービスを一堂に集め、未病産業の最新動向を国内外に発信する展示会「ME-BYO Japan2018」が10日、横浜市西区のパシフィコ横浜で開幕した。アジア最大級のバイオ技術の国際展示会「バイオジャパン2018」の一環で、12日まで。

 神奈川県内自治体や大学、企業などでつくる同実行委員会の主催で、4回目の今年は県内外の42社・団体が出展。健康な暮らしを提案する施設「ビオトピア」(大井町)を4月にオープンさせたブルックスホールディングスをはじめ、ロボットスーツHALを活用したフィットネス事業を展開する湘南ロボケアセンターなど未病関連の商品やサービスを紹介している。

 オープニング式典で実行委員長の松本洋一郎・東京理科大学長は「未病産業は生活全般に関わる裾野の広い成長が見込まれる産業領域。企業が連携して新しい流れを生み出してほしい」とあいさつ。黒岩祐治知事は「命に対する新しい向き合い方や、健康寿命が延びていくことが実感できる場になる」と強調した。

 入場は事前申込制で、バイオジャパンのウェブサイトで受け付けている。

未病の関連商品やサービスが一堂に会す展示会場=横浜市西区

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