18年度「資源循環技術・システム表彰」、日立建機や中央電工など受賞

 産業環境管理協会の資源・リサイクル促進センターはこのほど、2018年度「資源循環技術・システム表彰(第44回)」の受賞者に10件11社が決定したと発表した。このうち、鉄鋼・金属関連の技術としては、日立建機やホンダエンジニアリング、中央電気工業、横浜ゴムなどが受賞者に選ばれている。

 鉄鋼・金属関連の受賞技術は、ホンダエンジニアリングの「複動金型および製品ビードによるスクラップ削減」、日立建機の「循環型社会に向けた建設機械の部品再生事業のグローバル展開」がそれぞれ経済産業省産業技術環境局長賞を受賞した。また、中央電気工業は「焼却灰溶融処理の再資源化システム」、メルテックの「還元溶融による焼却灰の再資源化」、横浜ゴムの「金属切削屑(ダライ粉)のブリケット化」が産業環境管理協会会長賞を受賞。レアメタルリサイクル賞には本田技研工業と日本重化学工業の「リチウムイオン電池の高度リサイクル」が選ばれた。

 経済産業大臣賞はブリヂストンBRMの「使用済み(トラック・バス用)タイヤ再利用によるリユース事業」が受賞した。

© 株式会社鉄鋼新聞社