【ラ・リーガ】スアレス、ベイル、コスタ…ゴールを忘れたストライカーたち

一か月近くゴールないスアレス

通常ではありえないことが起きている。ラ・リーガでチームのエースストライカーを担う選手たちが今シーズンは揃ってゴールから遠ざかっている。ルイス・スアレスとディエゴ・コスタ、そしてガレス・ベイルといった大物ストライカーたちが今、壁にぶつかっている。

リーグ戦4試合勝ちなしと調子を落としたバルセロナに比例して、突然ネットを揺らせなくなったスアレス。今季リーガ8試合すべてに出場しているものの、第4節のレアル・ソシエダ戦以降ゴールが遠ざかっており、ここまで3得点に留まってる。シーズンで30得点が期待できるスアレスにとっては物足りない数字である。

リーグ戦未だ無得点のコスタ

名のあるストライカーの中で最も深刻なゴール欠乏症に陥っているのが、アトレティコ・マドリードのディエゴ・コスタだ。今季リーグ戦7試合に出場しているコスタは、未だに1ゴールも挙げておらず、実に581分の間ネットを揺らせていない。さらにコスタの場合は昨シーズンから無得点が続いており、合計628分間ゴールセレブレーションができずにいる。

クリスティアーノ・ロナウドが去って行ったあとで、大きな期待を寄せられたガレス・ベイルとカリム・ベンゼマ。開幕して数試合こそ調子は良かったものの、2人揃ってゴールの決め方を忘れてしまったように無得点が続き、ベンゼマは369分、ベイルは357分ノーゴールとなっている。前線の選手が得点を奪えないことにより、レアルは直近のリーグ3試合で1分け2敗と苦しい時期を過ごしている。

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