豊洲市場が開場、初競り 築地移転、決定から17年

「日本の台所」と呼ばれた東京都中央区の築地市場の移転先、豊洲市場(江東区)が11日、開場した。小池百合子知事が安全性への懸念などを理由に移転延期を表明したため、当初予定より約2年遅れ、2001年の移転決定からは17年かかった。早朝から新市場で初めての競りが行われた。築地市場は6日に83年の歴史に幕を閉じ、業者が10日までに引っ越しを終えた。

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