【ラ・リーガ】過熱するデリフト争奪戦 バルサが最有力候補か

若手最有力株と称されるデリフト

現在、若手の中で最も注目されているアヤックス所属のオランダ代表DFマタイス・デリフト。ヨーロッパのビッグクラブが獲得を狙っているが、バルセロナが現時点でポールポジションに立っているようだ。

バルサはディフェンスリーダーであるジェラール・ピケのバックアップを探しており、その最有力候補がデリフトだった。バルサのテクニカルディレクターも長い間オランダのアヤックスに通い、緻密な交渉を行っているようだ。バルサはサミュエル・ウンティティやトーマス・ヴェルメーレン、そしてクレマン・ラングレといったセンターバックが左利きということもあり、右利きの若いセンターバックを注視していた。昨シーズンの後半にジェリー・ミナが加入したものの、チームの哲学にはまらず今夏にエバートンへと完全移籍を果たしている。ピケのバックアップで右利きのセンターバックといった条件を満たしているデリフトは、バルサにとってかなり獲得の優先順位が高いといえるだろう。今冬か来夏にでも正式なオファーが届くとされているが、センターバックが戦力過多となるため、出場機会の少ないヴェルメーレンが放出候補として挙げられている。

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