バルセロナにとって致命的なミスではないのか。今夏にFWパコ・アルカセルをドルトムントにレンタル移籍させたバルセロナの判断をスペイン『MARCA』が批判している。
アルカセルはバルセロナで定位置を確保できず、期待通りのパフォーマンスでなかったのは間違いない。しかしドルトムントに移籍してからは81分間で6得点を記録するなど、圧倒的な得点力を披露。さらに11日に行われたウェールズ代表との親善試合にスペイン代表の一員として臨んだアルカセルは、この試合でも2得点を記録するなど大爆発だ。
同メディアは、「8月にローンで出したバルセロナを理解するのは難しい。しかもルイス・スアレスに休憩が必要なのにも関わらずだ。今では不可解だし、バルセロナにとって歴史的なミスかもしれない」と伝えており、アルカセルをあっさりとレンタルに出してしまったのは明らかなミスだろう。
スアレスも本調子とは言い難く、やや得点ペースが落ちてきている。アルカセルがバックアッパーとして控えていれば大きな戦力になったのは間違いない。また、同メディアによればバルセロナは来夏新たなセンターフォワード獲得に動くとの情報もある。それならばアルカセルにチャンスを与えておくべきだったのではと思えるが、バルセロナは実力を見誤ったか。