女子代表パワハラ問題を「無視した」…サッカー協会会長が辞任

『BBC』は12日、「ニュージーランドサッカー協会(NZF)の会長を務めるデリック・ショウ氏は、女子代表チームのパワーハラスメント問題を受けて辞任した」と報じた。

先日大きな問題に発展することになったニュージーランド女子代表のスキャンダル。

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代表選手12名が「指揮官が交代されない限りプレーしない」と宣言し、アンドレアス・ヘラフ代表監督からパワーハラスメントを受けていると訴えた。

当初ニュージーランドサッカー協会はヘラフ監督を支持する立場をとったものの、後に第三者委員会の調査でパワーハラスメントの事実が認められている。

これらのスキャンダルを受けて、サッカー協会会長デリック・ショウ氏はその責任を取る形で辞任を表明したという。

デリック・ショウ会長 「私は会長を辞任する。サッカーの世界を前に進めていくために、それが適切な判断である。

この決断は協会の会長として下されたもので、やるべきことだと考えている」

なお、2019年に行われるニュージーランドサッカー連盟議会までは、副会長を務めていたフィル・バリー氏が暫定的に会長を務めるとのことだ。

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