来週、日本代表と対戦するウルグアイ。
2006年からチームを指揮するオスカル・タバレス監督のもと5度目のワールドカップを目指す戦いが始まっている。
先月のメキシコ戦には1-4で勝利していたのだが、韓国に2-1で敗れてワールドカップ後初黒星。この敗戦に地元メディアは辛辣な評価を与えていた。
『Tenfield』(ウルグアイメディア)
「“5回目”のタバレス体制のスタートは不吉なものに…。
2-1で韓国が勝ち、ウルグアイにはアイデアが欠けていた。ウルグアイは敗者にふさわしい。韓国が勝者だ。
完全なるゼロ…フットボールにおける作り込みと生成が欠けている。よって、前半の攻撃には何もなかった。
最初の20分は地元韓国がインテンシティとハイプレスで驚かせてボールを握った。
後半も活気のないチーム、フットボールが存在せず、守備は弱く、攻撃では軽かった。
(同点ゴールも)韓国の大きな守備的ミスによるものだ。
守備ではミスが絶え間なかった。(DFセバスティアン・)コアテスの幼稚なPK、セットプレーでの全体的ミスが2失点目につながった。
ソウルでのウルグアイは完全に活気がなかった」
一方、タバレス監督は試合後の会見でこう述べていたとのこと。
オスカル・タバレス(ウルグアイ代表監督)
「試合中にいくつかのミスをしたし、運がなかった場面もあった。
ライバル(韓国)を祝福しなければいけない。彼らはいい勝ち方をしたからね」
「今の我々はリニューアルの段階にいる。若手選手たちには自分たちを示す機会が与えられている。
(今の)ウルグアイを別の時期のチームと比較するのはノーマルではないと思う。
今の我々は新たなサイクルの始まりにいる。その目標はカタールW杯だ。
常に結果を出そうとはしているが、そうできなかった時には受け入れなければならないよ。
それは続いていくし、来週火曜日の日本戦に向けて準備をしなくてはいけない」
今は若手に出場機会を与えつつ、これまでのチームとの融合を図っている時期だと語っていたようだ。
ウルグアイは16日に埼玉スタジアム2002で日本と対戦する。