トラベルライター22人が選ぶ、おすすめ観光地ランキング【鳥取編】

日本の都道府県にはさまざまな見どころがあります。全国各地、繰り返し行くチャンスは少ないと考えると、できれば必見のエリアを効率よく周りたいはず。

そこで今回はTABIZINE5周年を記念して、TABIZINEで執筆する旅慣れたライターたち22人に、各都道府県の主要観光地一覧を提示し、その中からTOP5を選んでもらいました。その結果を独自のシステムで採点し、集計して独自ランキングを作成してみましたので、ぜひともチェックしてみてください。今回は鳥取編です。

第5位・・・三朝温泉(3.6ポイント)

最初は三朝(みささ)温泉がランクインしました。三朝温泉とは少し聞きなれない温泉地かもしれませんが、放射能泉として世界屈指のラドン含有量を誇る温泉になります。筆者も三朝川沿いに温泉宿が並ぶ同地を取材で訪れた経験がありますが、体の自然治癒力を高め、細胞を活性化させるホルミシス効果が、温泉街を歩いているだけで得られると聞きました。体の内側から美しくなりたい女子にも必見の温泉街ですね。

第4位・・・水木しげるロードとゲゲゲの鬼太郎(4.4ポイント)

堺水道大橋

次は有名な水木しげるロードがランクインしました。境港と呼ばれる鳥取県西部のまち、境水道大橋を渡れば島根県の島根半島という県境に位置する自治体の観光地ですね。境港は水木しげるが幼少期に過ごした町としても知られています。その縁を地元が有効に活用して、JR境港駅から続く800mの商店街を水木しげるロードと命名し、1993年にオープンさせました。水木しげるロードに関連して、

「電車だけでなく、駅名にも妖怪の名前がついていたりと、手が込んでいます」(鳴海汐)

といったコメントと共に、JR境港駅と米子駅をつなぐJR境線の鬼太郎列車を推す声もありました。境港駅は鬼太郎駅、米子駅はねずみ男駅、途中の停車駅も余子駅がこなきじじい駅、大篠津町駅が砂かけばばあ駅といった名前がついています。その沿線には、米子鬼太郎空港まであります。確かに手が込んでいますよね。

第3位・・・大山(4.8ポイント)

3位には、大山隠岐国立公園の一角、標高1,729mの大山がランクインしました。大山はどこから眺めても美しい山容を楽しませてくれますが、江戸時代に北前船の船乗りも眺めたように、海上から眺めてもまた格別の美しさで感動させてくれます。特に境港から出ている隠岐汽船(鬼太郎フェリー)で隠岐の島へ目指す海路は、美保湾越しに美しい山容を楽しませてくれますので、筆者も個人的にプッシュさせてもらいました。

第2位・・・浦富海岸(6ポイント)

鳥取県にあるもう1つの国立公園、山陰海岸国立公園の一部である浦富(うらどめ)海岸が第2位にランクインしました。こちらは筆者も鳥取県でNo.1に推させてもらったスポットで、リアス式海岸の変化ある海岸線の美しさを楽しませてもらえます。やはり日本海側の陰影に満ちた、風韻を感じさせてくれる景観は、たまりませんよね。

第1位・・・鳥取砂丘(6.2ポイント)

やはり鳥取県No.1の観光地は、知名度の高い鳥取砂丘が選ばれました。

「砂丘が圧巻です。ラクダに乗りました。ラクダに乗れる経験はあまりないので思い出に残っています」(Chika)

といったコメントとともに、同地を鳥取県No.1に推す声がやはり目立ちます。国内に砂丘は他にもありますが、南北約2.4km、東西16kmに及ぶ巨大な砂丘は、鳥取にしかありませんよね。コメントにもあったように、鳥取砂丘ではラクダ乗りが有名で、他にもパラグライダーやサンドボードといったアクティビティも行われています。砂の美術館に対する評価もありました。ここでしか撮れない記念写真も多いですから、いろいろ撮影して、SNSで大いに自慢したいですね。

以上、プロの旅ライターが選ぶ鳥取県の観光地TOP5を紹介しましたが、いかがでしたか? 鳥取と言えば他にも白兎海岸、投入堂参拝など、見どころがたくさんあります。なかなか行くチャンスがないかもしれませんが、人がなかなか行けないスポットこそ、好んで足を運びたいですね。

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【調査概要】

●調査内容:47都道府県のおすすめ観光地

●調査実施期間: 2018年7月18日~2018年7月31日

●調査人数:22名(男性:4名 女性:18名)

●調査対象:TABIZINEにて記事を執筆するトラベルライター

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