夜空染める1万2千発 多摩川で花火大会

 第77回川崎市制記念多摩川花火大会が13日、高津区の多摩川河川敷で開かれた。対岸の東京・世田谷区の花火大会も同時に行われ、計1万2千発の光の大輪が秋の夜空を彩った。

 打ち上げ場所近くの特設ステージでは洗足音楽大学生によるビッグバンドの演奏が行われた後、カウントダウンが行われ、打ち上げ開始。音楽に合わせてキャラクターの形をした花火が打ち上げられたり、高さ数メートルの火柱がリズミカルに噴き出す演出が行われたりと多彩なプログラムが展開された。多くの市民らが歓声を上げるなどして楽しんでいた。

 両花火大会はこれまで8月に行われていたが、昨年、落雷などがあり、今年から安全を優先して秋開催となった。

鮮やかな花火が秋の夜空を彩った第77回多摩川花火大会=川崎市高津区の多摩川河川敷

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