シダの葉のエンブレムがトレードマークといえる、ニュージーランド代表のユニフォーム。
最新の2018年モデルはホーム、アウェイとも5月に発売されているが、NEWモデルではこれまで以上にシルバーファーン(銀シダと呼ばれるシダの葉の一種)を強調したデザインとなっている。
New Zealand 2018 Nike Home
ホームキットは伝統のホワイトを基調。袖部分にはシルバーファーンを鮮烈かつ写実的にデザインしたグラフィックが入る。
エンブレム以外に、かつてここまでシルバーファーンを強調したデザインは存在しない。NEWキットは国を象徴するグラフィックを思い切りよく取り入れた、代表チームに相応しいデザインに仕上がっている。
背面の首元にはメッシュのテープを配し、そこには国旗にも描かれている南十字星をあしらっている。これはアウェイキットも共通の仕様。
New Zealand 2018 Nike Away
アウェイキットはホームと同じデザインを使用。伝統的にブラックで彩るアウェイキットは、ラグビーの「オール・ブラックス」のイメージもあるからか、ホーム以上に人気が高い。
黒を基調としたアウェイキットは、袖のシルバーファーンがより鮮明に浮かび上がる。
200種類以上のシダの葉が自生するというニュージーランド。中でも大木に成長するというシルバーファーンは先住民族「マオリ」にとっては重要な存在であり、現在のニュージーランド国章にも描かれている。
サッカーでもラグビーでも、ニュージーランド代表のユニフォームといえば、このシルバーファーンのエンブレム。ところで、なぜ“シルバー”なのかというと、葉の裏側が銀白色に見えることからその名が付いたという。
ここでは、サッカー協会的な存在のニュージーランドフットボール(NZF)とNikeがリリースした、イメージビジュアルを掲載。
ホームキットはリリース画像にソックスまで写っているものが無いが、基本はシャツからソックスまで全てホワイト。チームの愛称“オールホワイツ”そのものだ。
アウェイキットのコンプリートルックはこんな感じで、全身ブラックとなる。