〔大気不安定〕前線通過の北海道、激しい突風や急な強雨に要注意(10/15)

北海道では、きょう15日夕方にかけて上空に寒気を伴った気圧の谷が通過し、あす16日にかけて寒冷前線が通過するため、大気の非常に不安定な状態が続く見込みです。竜巻などの激しい突風や落雷、ひょう、急な強い雨のおそれがあります。屋外での活動や農作物の管理などに注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全の確保に努めてください。
なお、北海道では10月以降、漏斗状の雲などの目撃情報が相次いでいます。きょう15日朝も、胆振地方白老町沖で漏斗状の雲の目撃情報が寄せられたとして、室蘭地方気象台は08:20、胆振・日高地方に竜巻注意情報を発表しています。

【竜巻注意情報】
<北海道>
・胆振・日高地方  15日08:20~09:30

※竜巻注意情報は、積乱雲の下で発生する竜巻、ダウンバースト等による激しい突風が発生しやすい気象状況になったと判断された場合に発表。情報の有効期間は、発表から約1時間。

【北海道における竜巻等目撃情報】
・10/08 17:00前  留萌地方 増毛町の海上で漏斗状の雲
・10/09 09:00過ぎ 留萌地方 羽幌町焼尻島の東海上で漏斗状の雲が2本
・10/14 17:00過ぎ 渡島地方 北斗市や函館市で、津軽海峡上に漏斗状の雲
・10/15 08:00前  胆振地方 白老町の海上で漏斗状の雲

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