『Calcio Napoli 24』は14日、「ポーランド代表FWクシシュストフ・ピョンテクの代理人は、ナポリに売り込みを断られたと話した」と報じた。
今夏のマーケットでKSクラコヴィアから400~450万ユーロ(およそ5.2~5.9億円)でジェノアに加入したFWピョンテク。セリエAデビューからわずか2ヶ月であるが、なんと7試合で9ゴールを奪取。コッパ・イタリアのレッチェ戦では前半だけで4得点の大爆発だった。
彼に対しては今多くのクラブが関心を寄せていると言われており、ナポリは2500万ユーロ(およそ32.5億円)のオファーを送っているという。
しかしイタリアでの代理人を務めているスピッソ氏によれば、なんとナポリは夏のマーケットで売り込みを門前払いしていたとのことだ。
フランチェスコ・スピッソ 「ピョンテクは2016年からチェックしていた選手だった。彼がザグウェンビェ・ルビンでプレーしていたときからね。彼はいつも非常に印象的だった。
我々の代理店はポーランドの担当者と会い、イタリアでのマネージメントを担当するチャンスを貰った。そしてナポリを含めた多くのクラブに提案した。
彼はとても安く、お買い得だった。しかしイタリアのクラブはそのような若手選手をなかなか信用しない。同じことは今パレルモでプレーしているイリヤ・ネストロフスキ(マケドニア代表FW)にもあった。
ナポリとは対話を試みたが、決して返答をしてこなかった。単に考慮すらもしなかった。
まあ、ピョンテクが今季最初の7試合で9点を決めるとは誰も思ってはいなかったけどね。これは歴史的な結果だよ。見たこともない。
ピョンテクは素晴らしいカリスマ性を持っていて、セリエAで戦う準備が十分に整っている」
(ナポリから改めてオファーがあると言われるが?)
「ナポリから関心はある。ドリース・メルテンスが少しずつ年をとっていることを考えてね。
ピョンテクはアウレリオ・デ・ラウレンティス(ナポリ会長)のプランに入っている。
しかしながら、ジェノアは少なくとも来年まではキープして、もっと価格を上げたいと考えている。
今のところは流動的なもので、ジェノア側もどう価格をつけて良いのか悩んでいるからね。
ナポリだけではなく、ローマ、ユヴェントス、バルセロナ、アーセナル、バイエルンからも関心は高まっているよ」