タイガース・ジマーマンとスチュワートの手術成功 オフは静養へ

オフは来季に向けての準備期間となる。故障持ちの選手は治すことを最優先に春季キャンプに向けて準備を進めていく。タイガースは投手のジョーダン・ジマーマンと外野手のクリスティン・スチュワートがそれぞれ筋肉の手術を受けたことを発表した。

タイガース移籍3年目を迎えたジマーマンは今季も先発ローテーションの一角として25試合に登板し7勝8敗 防御率4.52の成績を残した。タイガースに来てからはまだ2桁勝利を挙げられていないものの、通算94勝を記録した右腕への信頼は厚い。今季途中は右肩の故障もあり戦線離脱するも6月に復帰、その後は今季最終登板となった日本時間9月29日のブリュワーズ戦では股間に痛みを感じていたという。

スチュワートは今季からメジャーデビューを果たした24歳の外野手。開幕当初は3Aスタートでも自慢の長打力が評価されて昇格すると17試合に出場して打率.267 2本塁打 10打点の成績を記録した。9月中に試合に出場していたものの、シーズン終了後に体に異変を覚えて手術を受けた。無事に手術は終了し、じっくり静養することになる。

今回の2人の手術は無事に成功し、来年の春季キャンプには間に合う見込みとなっている。ジマーマンは先発、スチュワートはレフトのレギュラーとしての活躍が期待されており、チーム巻き返しの原動力となる。今季は地区3位ながらも大きく負け越し悔しいシーズンを送った。2人のプレーが来季のチームを変えてくれるかもしれない。まずはオフの時間を使って体を万全な状態に戻していく。

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