巨人CS第1Sで勢いに乗った男、不振に終わった男…投打のカギを握った選手

巨人・菅野智之【写真:Getty Images】

菅野はCS史上初のノーヒットノーランを達成

 プロ野球はクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(第1S)が終わり、セ・リーグは巨人、パ・リーグはソフトバンクが17日から始まるCSファイナルステージ進出を決めた。ここではCS第1Sで好結果を残した選手、期待に応えられなかった選手に焦点を当てる。セ・リーグ、巨人編。

 まずは、短期決戦で驚異的な活躍を見せた選手から。投手では菅野智之、上原浩治、野手では田中俊太、亀井善行を選出した。以下はCS第1Sでの成績だ。

〇菅野智之投手
1試合1勝0敗 防御率0.00 9回 被安打0 7奪三振

〇上原浩治投手
1試合1勝0敗 防御率0.00 1回1/3 被安打0 3奪三振

〇田中俊太内野手
2試合7打数3安打 打率.429 0本塁打 0打点 2盗塁

〇亀井善行外野手
2試合4打数2安打 打率.500 1本塁打 3打点 0盗塁

 菅野は第2戦でCS史上初となるノーヒットノーランを達成し、ファイナルS進出を決めた。レギュラーシーズンから41イニング無失点で、先発4連続完封と手がつけられない。まさにエースの名に相応しい投球を続けている。ベテランの上原は大舞台で力を発揮。第1戦では1点リードの5回2死二塁で2番手として登板すると、山田哲を空振り三振に斬り、イニングまたぎで1回1/3を無安打無失点。チームに勢いをつけた。

 ルーキーの田中俊は2試合連続で「2番・二塁」でスタメン出場。2試合で計3安打2四球の5出塁を果たし、2番打者として文句のつけようがない活躍。2盗塁と足でも存在感を見せ、隠れた打のキーマンといってもいい。そして、ベテランの亀井は第1戦に代打でタイムリーを放つと、第2戦は試合を決める2ラン。長野、マギーの活躍も大きかったが、亀井はチームトップ3打点をマークと貢献度はNO1といえる。

巨人の4番、5番が2試合でいずれもノーヒットに終わる

 一方、わずか2試合だが思うような結果を残せなかったのは誰か。投手では該当者なし。第1戦の先発・今村は4回2/3で降板したが1失点と力投し、その他の4投手はいずれも無失点と安定。打者では2試合無安打に終わった阿部慎之助、岡本和真だろうか。

〇阿部慎之助内野手
2試合7打数無安打 打率.000 0本塁打 0打点

〇岡本和真内野手
2試合7打数無安打 打率.000 0本塁打 1打点

 ベテランの阿部は2試合連続で「5番・一塁」で先発出場も快音響かず。第2戦は1四球を選んだが、第3、4打席で連続三振に終わるなど内容的にも不本意なものだった。レギュラーシーズンで3割30本100打点を記録した4番・岡本もノーヒット。第1戦の第1打席で先制犠飛を放ち勢いに乗るかと思われたが、本来の打撃はまだ影を潜めている。

 4、5番がノーヒットでもリーグ2位ヤクルト相手に2連勝を飾った巨人。広島とのCSファイナルSでは阿部、岡本の活躍が鍵を握りそうだ。(Full-Count編集部)

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