地元のキノコふんだんに 伊勢原に新名物カレー

 キノコの卸や総菜販売を手掛けるバイオコスモ(伊勢原市歌川)は、地元産キノコをふんだんに使ったレトルト商品「いせはらカレー」を発売した。「大山しめじ」の名で販売されるヒラタケシメジのほか、シイタケ、アラゲキクラゲを使用。市内産の牛乳のみを使った「いせはら地ミルク」を加えて煮込み、クリーミーな味わいに仕上げた。

 観光客に特産品のキノコを味わってもらうため、昨年11月ごろから商品開発に着手。使うキノコの種類や最適な分量を調べ、相性の良いスパイスの配合を約1年かけて研究した。パッケージには市の公式イメージキャラクター「クルリン」をデザインした。

 同社は「伊勢原を訪れる人に食の魅力を感じてもらいたい」(営業部)と期待を込めている。

 「きのこの日」の今月15日から販売を始めた。価格は1食(180グラム)500円(税別)。同社が運営するウェブサイト「きのこのじかん」、同市桜台の直売所「わくわく広場伊勢原店」で取り扱っている。今後は市内の土産物店でも販売を予定している。

 問い合わせは、同社電話0463(96)0111。

地元産キノコを使った「いせはらカレー」=伊勢原市役所

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