【プレミアリーグ】再起を図るモウリーニョが今冬に狙う4選手

代表期間中に視察をしていたモウリーニョ監督

マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、再起を図るために4選手をリストアップ。今冬の移籍市場で獲得を狙っているようだ。

モウリーニョ監督はすぐそこに迫っているとされる解任の危機に瀕しながらも、戦力アップのため今冬にさらなる補強を画策している。今年の夏はクラブ上層部との折り合いがつかなかったため、やってきたのはリー・グラントとディオゴ・ダロ、そしてフレッジの3選手のみとなった。その影響もあってか、今季はリーグ戦8試合ですでに3敗を喫しており、順位も8位に沈んでいる。そんな状況を打破しようと、モウリーニョ監督はセルビアとクロアチアから4選手の動向をチェックしている。

ラツィオのセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチは今夏にもユナイテッドが接触を図った選手で、ラツィオ会長に高額な移籍金を要求されたため見送りとなった。またセルビア代表の二コラ・ミレンコビッチは、守備のテコ入れを図りたいモウリーニョ監督にとってうってつけの選手。複数の守備的ポジションをこなせるのも魅力の一つで、今冬でのアプローチを目論んでいる。クロアチアからは前線の選手の補強を狙っており、インテルのイバン・ペリシッチは本人も移籍したとされているが、結局は残留となり今冬に再交渉を行う。手薄とされているセンターフォワードには、フランクフルトで長谷部誠と同僚のアンテ・レビッチをピックアップ。ただロシアワールドカップでのクロアチアの躍進により、代表選手は軒並み移籍金が上がっており、ユナイテッドが苦手な粘り強い交渉が求められる。

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