ポイントサイトに虚偽情報、運営会社・社長ら罰金命令

 インターネットのポイントサイトに虚偽の特典情報を掲載して有料アプリへの登録を誘導し、登録者から利用料をだまし取ったなどとして4人が逮捕された事件で、横浜区検は17日、ポイントサイト運営会社「ヴィヴィット」(東京都)と男性社長(33)ら2人を著作権法違反の罪で略式起訴した。横浜簡裁は同日、会社と2人に対し罰金80万~100万円の略式命令を出した。

 起訴状によると、社長らは昨年1月、同社が運営するポイントサイト「キラキラ☆ウォーカー」に人気アニメのキャラクター画像を無断で掲載し著作権を侵害した、とされる。

 登録者から利用料をだまし取ったとされる詐欺容疑については、社長を含め逮捕された4人全員が不起訴処分となった。

横浜地裁

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