国土交通省、リニア中央新幹線の大深度地下使用をJR東海に認可

JR東海は10月17日、中央新幹線 品川~名古屋間の大深度地下使用について、国土交通省から認可を受けた。

大深度地下とは、(1)地下室の建設のための利用が通常行われない深さ(地下40m以深)、(2)建築物の基礎の設置のための利用が通常行われない深さ(支持地盤上面から10m以深)という地下空間のこと。「大深度地下の公共的使用に関する特別措置法」で大深度地下が定義されている。

国の大深度地下の認可としては、東京外郭環状道路(外環道)に次ぐ2例目。鉄道敷設工事としては今回が初。

大深度地下で掘削する区間は、都心部では品川駅付近から町田市までの33.3km、名古屋側では春日井市からの17km。いずれも地下40m以深。

JR東海では、都市部の地下トンネル工事において、シールド工法を採用する。

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