覚醒剤使用の疑いで横浜市の消防士を逮捕

 覚醒剤を使用したとして、瀬谷署は18日、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで、横浜市消防局戸塚消防署の消防士長の男(46)=同市瀬谷区=を逮捕した。

 逮捕容疑は今月上旬、県内かその周辺で覚醒剤を使用した、としている。調べに対し「間違いない」と容疑を認めている。

 署によると、別の覚醒剤事件の捜査過程で同容疑者が浮上したという。今月中旬に同容疑で自宅を家宅捜索し、任意で尿検査をしたところ、覚醒剤の陽性反応が出たという。署は入手先などを捜査している。

 市消防局によると、同容疑者は同消防署予防課で火災予防などの啓発活動に従事していた。高坂哲也消防局長は「市民の信頼を損ない、深くおわびする。事実関係を確認し、厳正に対処する」とのコメントを出した。

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