5試合で2本塁打&9打点のブラッドリーJr.がALCSのMVPに選出

初戦を落としたあと、敵地での3連勝を含む4連勝で一気にワールドシリーズ進出を決めたレッドソックス。リーグ優勝決定シリーズのMVPには試合を決める一打を連発し、5試合で2本塁打&9打点を叩き出したジャッキー・ブラッドリーJr.が選出された。

初戦こそ2打数ノーヒットに終わったブラッドリーJr.だが、第2戦は2点ビハインドで迎えた3回裏二死満塁のチャンスで走者一掃の逆転タイムリー三塁打を放ち、チームの勝利に大きく貢献。続く第3戦では1点リードの8回表にミッチ・モアランドの押し出し死球で1点を追加した直後、右中間へのグランドスラムを放って勝利を決定付けた。さらに第4戦では1点を勝ち越された直後の6回表にライトスタンドへの逆転2ラン本塁打。ワールドシリーズ進出を決めた第5戦では3打数ノーヒットに終わり、リーグ優勝決定シリーズで放ったヒットはこの3本だけだったが、3本全てが勝利に直結する貴重な一打となり、文句なしのMVP選出となった。

【ブラッドリーJr.のALCS成績】
5試合 打率.200(15打数3安打) 2本塁打 9打点 4四球 出塁率.400 長打率.667 OPS1.067

© MLB Advanced Media, LP.