【インタビュー】バイエルンOBのラーム氏がバルサからのオファーを明かす「彼らは僕を欲しがった」

バルサでプレーしていたかもしれないと明かすラーム氏

現役時代のバイエルン・ミュンヘンで世界最高の右サイドバックとして君臨していたフィリップ・ラーム氏が、ジョゼップ・グアルディオラ監督時代にバルセロナからオファーを受けていたことを明かした。

ラーム氏は1995年にバイエルンのアカデミーに入ると、2002年にトップチームデビューを果たす。その後はバイエルンで2012-13シーズンのUEFAチャンピオンズリーグなど数々のタイトルを獲得。2017年に惜しまれつつも引退を発表した。現代サッカーで最も優れた右サイドバックと評されたラーム氏だったが、ヨーロッパでライバルとして競い合っていたグアルディオラ監督に勧誘を受けていたという。「彼は私を欲しがっていた。チャンピオンズリーグでバルサがバイエルンに勝利した時だった。ベップは私にDFから中盤の底を任せるつもりみたいだったよ。私は彼のフットボールだけでなく、彼が見せたクラブの哲学を尊敬していた。彼らは本当に素晴らしいチームだったね。簡単にチャンピオンズリーグを獲得してみせた。だけど私は、今のチームにもっといたいと思っていた。ここでタイトルを獲りたいと思ったんだ」。

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