山陰や近畿北部、北陸を中心に大気の状態が非常に不安定となっていて、雷を伴った激しい雨が降り、大雨となっているところがある。このあとも20日（土）にかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意が必要となる。そのほか、東日本の太平洋側でも、20日は天気の急変に注意が必要だ。

　20日（土）にかけて、西日本と東日本の上空約5500メートルには－21℃以下の寒気が流れ込む予想。このため、西日本と東日本では日本海側を中心に大気の状態が非常に不安定となる。そのほか、東日本の太平洋側でも、気温の上がる午後を中心に天気の急変のおそれがある。

大雨・雷・突風

　西日本と東日本の日本海側を中心に20日（土）にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨が降り、雨となるところがある見込み。北陸では、20日（土）の昼前にかけて、雷を伴って1時間30ミリ以上の激しい雨の降る所がありそうだ。その他、山陰の多い所で1時間に30ミリ、24時間に40ミリの雨量が予想されている。

　大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要となる。また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要だ。
　発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めたい。降ひょうのおそれもあるため、農作物や農業施設の管理にも注意が必要だ。