本田圭佑の新たなる戦いの舞台、オーストラリア1部リーグ(Aリーグ)。19日にアデレード・ユナイテッドvsシドニーFCの一戦で、2018-19シーズンの開幕を迎えた。
本田が在籍する王者メルボルン・ヴィクトリーの開幕戦は20日で、相手はメルボルン・シティ。初戦から“メルボルン・ダービー”で激突する。
ここでは今季のAリーグ全10チームのユニフォームをご紹介しよう。ちなみにユニ・サプライヤーは下記のような内訳となった。
adidas(ウェリントン・フェニックス、メルボルン・ヴィクトリー)
Macron(アデレード・ユナイテッド、パース・グローリー)
Nike(ウェスタンシドニー・ワンダラーズ、メルボルン・シティ)
Umbro(セントラルコースト・マリナーズ、ブリスベン・ロア)
Puma(シドニーFC)
VIVa(ニューカッスル・ジェッツ)
セントラルコースト・マリナーズ 2018-19
メーカーはUmbro。中央のイエロー/ネイビーがホーム。左のネイビーがアウェイ。そして右のホワイトがサード。画像と異なり、全キットに胸スポンサーが入る。
“無期限の練習生”ウサイン・ボルトも着用。12日の練習試合では、ついにゴールを決めている。
ウェリントン・フェニックス 2018-19
メーカーはadidas。左のイエロー/ブラックがホームキット。ホワイトのアウェイは昨季からの継続使用となる。
ウェリントンはニュージーランドからの越境参戦チームだ。
パース・グローリー 2018-19
メーカーはMacron。ホームキットは伝統的にパープルを基調とするが、ホームタウンであるパースの市旗や市章とは無関係の色。
左側の髭を貯えた選手はディエゴ・カストロ。J2徳島ヴォルティスでプレーするダビド・バラルは、スポルティング・ヒホン時代の盟友だ。
左はホワイトを基調としたアウェイ。右のグレーはサード。妙にインパクトがあるスポンサー「QBE」は、オーストラリアの保険会社。
ウェスタンシドニー・ワンダラーズ 2018-19
メーカーはNike。ホームは伝統のレッド/ブラック。このカラーのキットを着て、小野伸二(北海道コンサドーレ札幌)は2012年のレギュラーシーズン優勝に大きく貢献した。
ホワイトを基調としたアウェイキットは、スポーツ用品の小売業者「JD Sports」が胸スポンサー。なお、今後リリース予定のサードキットでも胸スポンサーを務める予定。
ブリスベン・ロア 2018-19
メーカーはUmbro。左のオレンジがホームで、右のホワイトがアウェイ。
クラブ創立は1957年と、現在のAリーグ参加チームでは圧倒的に古い歴史を持つ。元々はオランダ人の移民によって結成されたことから、オレンジがチームカラー。エンブレムのデザインが古典的な欧州風なのも頷ける。
アデレード・ユナイテッド 2018-19
メーカーはMacron。左のレッドがホームで、ホワイトはアウェイ。
レッドはホームタウンのアデレードが属する南オーストラリア州の色がルーツ。
メルボルン・シティ 2018-19
メーカーはNike。ホームキットはスカイブルーを基調とする。
元々はメルボルン・ハートというクラブだったが、2014年にシティ・フットボール・グループに買収される。その際にクラブカラーもレッド/ホワイトから、マンチェスター・シティのような色に変更となった。
右のレッド/ホワイトはアウェイで昨季からの継続使用。左のダークグレーは新しいサード。
アウェイキットのカラーやエンブレムの「白地に赤十字」は、メルボルン・ハート時代の名残りと言える。
シドニーFC 2018-19
メーカーはPuma。ホームはスカイブルーを基調とする。かつてアレッサンドロ・デル・ピエロも、このクラブで身にまとった色だ。
アウェイキットはホワイトを基調にスカイブルー。胸スポンサー「THE STAR」はシドニーにあるカジノ。
サードはネイビーを基調としている。
現在は元サンフレッチェ広島のスティーブ・コリカが監督を務める。
ニューカッスル・ジェッツ 2018-19
メーカーはVIVa。2008年に誕生したオーストラリアの新興スポーツブランドだ。ホームは伝統的にブルーを基調。漢字が気になる胸スポンサー「LEDMAN/雷曼」は、中国のLED関連企業。
アウェイはホワイトを基調にゴールドをあしらう。胸スポンサーはホームとは異なる。
サードはブラックを基調。
ホームの色(ブルー/レッド)は、同じ地域で活動するラグビーチームにヒントを得たという。
メルボルン・ヴィクトリー 2018-19
本田圭佑が在籍するメルボルン・ヴィクトリー。メーカーは2011年からadidasで継続している。ホームは伝統的にネイビーを基調とする。右胸にはチャンピオンバッジを装着。新ユニフォーム発表の時点では空いていた胸スポンサーだが、先日「Metricon」に決定した。
ネームナンバーはリーグ共通のフォントデザイン。
アウェイキットは昨季からの継続使用…かと思いきや、Vネックがわずかに変更となっている。
ネイビーは、ホームタウンのヴィクトリア州で活動する他のスポーツ競技団体(ラグビーやクリケットなど)でも、伝統的に使われている。