運転中スマホ、車内喫煙 川崎市営バス運転手2人を停職

◆過去にも懲戒処分

 川崎市交通局は19日、市営バスの男性運転手2人をいずれも停職6月の懲戒処分にしたと発表した。

 同局によると、鷲ケ峰営業所の運転手(56)は7月10日、同市宮前区内でバスを回送運転中、スマートフォンなどの画面を操作し、シートベルトも一時未装着だった。市民からの通報で発覚した。

 塩浜営業所の運転手(59)は2月から8月に、時間調整で停車中のバス車内で計4回喫煙。喫煙が禁止されている営業所車庫でもたばこを吸っていた。7月には乗務中に私用で携帯電話を使用し、8月にはシートベルトを装着しないでバスを運転していた。

 2人は過去にも、同様の服務規律違反などで停職や戒告の懲戒処分を受けていた。

© 株式会社神奈川新聞社