石綿製の水道管発見 横浜市水道局、撤去へ

 横浜市水道局は19日、同市緑区三保町の市道で、石綿セメント製の水道管約197メートルを発見したと発表した。現在は水を流しておらず、11月下旬から撤去工事を行う。

 市水道局によると、石綿セメント製の水道管は健康被害が懸念されるため、1961年に使用を廃止。今回、石綿セメント製の水道管が見つかった区間は、68年に新たな水道管が敷設されているが、古い水道管が撤去されずに残っていたとみられる。今年6月に水道管更新工事のために調査した際、地下約1・2メートルに埋まっているのを発見した。

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