元ヤンキース監督のジラルディ氏 レッズの監督候補から除外か

ポストシーズンに進出できなかったチームは来季に向けてフロントスタッフや新指揮官探しなどオフになっても多忙だ。多くの球団で監督候補を絞り面接を行い、新体制を整えようとしている。2018年は地区最下位に終わったレッズではジョー・ジラルディ氏を監督候補から外したという報道が流れた。

ジラルディ氏は2006年にマーリンズを率いて最優秀監督賞を受賞、2008年から昨年までヤンキースを率いており現場経験が豊富な人物だ。「ジ・アスレテック」のケン・ローゼンタール記者が最初にこの情報を報じたが、レッズ球団から正式発表はされていない。3名に絞られた監督候補の中にジラルディ氏が含まれていた。

他の2名としては現在、ジャイアンツで育成副部長を務めるデービッド・ベル氏と元タイガース監督のブラッド・オースマス氏の名前が挙げられている。レッズとしては10月末までには新監督を決定したいという意向があり、ベル氏とオースマス氏のどちらが指揮を執るのか注目が集まっている。

ジラルディ氏は以前、レンジャーズの監督候補にもなり面接を受けている。他にもエンゼルスやオリオールズなど同じく監督を探しているチームがあり本人が現場に戻ってくる可能性は十分にある。果たしてジラルディ氏は来季、どこのチームのユニフォームに袖を通しているのだろうか。実績ある監督の就職活動はこれからも続いていく。

© MLB Advanced Media, LP.