ハートレー「降格ペナルティを受けるが、ペースがいいから決勝で戦える」:トロロッソ・ホンダ F1アメリカGP土曜

 2018年F1アメリカGPの土曜予選で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは14番手だった。

 ホンダは、日本GPで初めて本格的に投入した新型パワーユニットにさらに改善を加えたものをアメリカGPに持ち込んできた。金曜のピエール・ガスリーに続いて土曜にはハートレー車にも新エレメントが導入された。FIAが土曜に行った発表によると、ハートレーは8基目のICE(エンジン)、ターボチャージャー、MGU-H、7基目のMGU-Kを新たに使用するということで、シーズン中に許されている基数制限を超えたことによるペナルティで、グリッド後方からのスタートとなる。

 なお、ハートレー車についてはギヤボックスも交換され、6戦連続使用の規則に違反したため、5グリッド降格のペナルティも受ける。

 Q1でハートレーは1分35秒206で15番手となり、Q2に進出。しかしグリッド降格が決定しているため、Q2では計測ラップを走らず、14番手という結果となった。

■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ブレンドン・ハートレー 予選=14番手
 明日のレースを後方からスタートすることが決まっているので、予選順位は重要ではなかった。午前中の走行の後、マシンをできる限り決勝に合わせる形でセットアップし、Q2を使ってスタート練習も行った。

 明日は楽なレースにはならないだろう。でも僕らには戦えるだけの速さがある。チャンスが訪れた場合は、それを確実に活用していきたい。そのためにしっかり準備を整えるよ。

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