現在のプレミアリーグではマンチェスター・ユナイテッドのダビド・デ・ヘアがトップクラスの選手と考えられているが、歴代のGKも含めるとデ・ヘアは何番目に優れた選手となるのだろうか。今回英『FourFourTwo』がプレミアリーグ・オールタイムGKランキングを作成しており、そこには現役選手も数名食い込んできている。
10位:ネビル・サウスオール
9位:ジョー・ハート
8位:デイビッド・ジェームズ
7位:ブラッド・フリーデル
6位:シェイ・ギブン
エヴァートンで500試合以上に出場したレジェンドGKサウスオール、どんどん豪華になっていくマンCを支え続けたギブン、ハートがランクインしている。元イングランド代表のデイビッド・ジェームズ、元アメリカ代表フリーデルなど長くプレイした名手が入っているのも特徴的だ。
5位:エドウィン・ファン・デル・サール
4位:ダビド・デ・ヘア
3位:デイビッド・シーマン
2位:ペトル・チェフ
1位:ピーター・シュマイケル
トップ5はこのような結果となった。マンUのレジェンドGKであるファン・デル・サールよりデ・ヘアが上になっているのが最大の特徴か。タイトルの数で見ればファン・デル・サールの方が上だが、同メディアはアレックス・ファーガソン氏退任以降のマンUにデ・ヘアがいなければどうなっていただろうと伝えており、今の苦しいチームを支えていることが評価の理由だ。
チェルシーで長く活躍し、現在はアーセナルでプレイしているチェフも2位と大躍進だ。現在はベテランになって少しパフォーマンスレベルが落ちているが、ピーク時のチェフは1位のシュマイケルに迫る勢いだったと同メディアは絶賛している。
シュマイケルはマンUで3冠を達成したこともあるプレミアリーグを象徴する名手だ。バロンドール候補にも挙がったことがあり、GKとしての能力だけでなくリーダーシップにも優れていた。
現在ではマンチェスター・シティのエデルソン・モラレス、リヴァプールのアリソン・ベッカー、チェルシーのケパ・アリサバラガと、新たな顔となる選手たちが活躍している。数年後にこのランキングに割って入る選手が出てきても不思議はないだろう。