【ラ・リーガ】バルセロナに大きな痛手…メッシ3週間離脱でクラシコなど欠場に

セビージャ戦で右手を骨折したメッシ

バルセロナにとって緊急事態の出来事が起きた。ラ・リーガ第9節のセビージャ戦で先発出場したリオネル・メッシが早い時間帯に右腕を負傷。全治3週間程度と見込まれ、今週に控えるUEFAチャンピオンズリーグや週末のレアル・マドリードとの”エル・クラシコ”の欠場が決定的になってしまった。

12分にゴールを決めたメッシはその5分後に右ひじを骨折。接触で倒れた際の腕の付き方が悪く、全体重が右腕一本に乗っかるような形になってしまった。一度はテーピングを巻いてプレーに戻るものの、23分に交代を決意してピッチを後にした。精密な検査の結果、とう骨の骨折が確認され、メディカルスタッフから全治3週間の診断が発表された。メッシが3週間の離脱となった場合、ミッドウィークに行われるCLインテル戦、レアル戦に加え、先週組み合わせが決定したコパ・デル・レイ4回戦クルトゥラル・レオネサとの試合も欠場に。さらに、第11節のラージョ・バジェカーノ戦に敵地でのCLインテル戦、第12節のベティス戦と計6試合の試合をメッシ不在でバルサは戦わなければならない。”エル・クラシコ”に関してはメッシとクリスティアーノ・ロナウドがいない対戦は2007年12月23日以来11年ぶりとなり、当時はメッシが大腿二頭筋のケガ、ロナウドはマンチェスター・ユナイテッドに所属していた。リーガ4試合ぶりとなる勝利で調子が上向きとなっていただけに、バルサには苦しい戦いが強いられる。

© 株式会社SPOTV JAPAN