【高校野球秋季関東大会】横浜が選抜行きに〝王手〟

 高校野球の秋季関東大会で22日、2年ぶりの出場となった神奈川1位の横浜が1回戦で山梨3位の甲府工を8―2で下し、準々決勝進出を決めた。

 横浜は三回に2点を先行される苦しい展開ながら、五回に相手ミスなどで同点に追いつくと、六回には打線がつながり、2四球を足がかりに作った好機に、小泉、度会、内海ら中心打者がそれぞれ適時二塁打で応え、5点を加えて突き放した。

 プロ注目左腕の及川は、序盤から直球の約半数が145キロ超と腕が振れ、計9奪三振。7四死球とリズムは良くなかったが、結局2安打に抑えて8回を2失点にまとめた。

 横浜は23日に、埼玉1位の春日部共栄との準々決勝に臨む。勝利して4強入りすれば、来春の選抜甲子園出場がほぼ確実となる。

先発した及川

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