ボルト、提示された給与は希望の「20分の1」…それでも契約を考慮中?

『Guardian』は22日、「ウサイン・ボルトは、セントラルコースト・マリナーズからのオファーを検討している」と報じた。

現在セントラルコースト・マリナーズで練習参加を行っているボルト。元オリンピック金メダリストである彼は、32歳でサッカー選手への転向を狙っている。

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先日は彼の代理人がセントラルコーストからプロ契約のオファーを受けたことを明かしていたが、どうやら問題は給与の金額だそう。

ボルト側は年間300万ドル(およそ3.4億円)の報酬を求めていたが、セントラルコーストが提示しているのは年15万ドル(およそ1687万円)程度だったとのこと。

本田圭佑のようにスター選手と認められた場合、オーストラリアでは獲得にあたって協会から資金が補助されるルールがある。

しかしウサイン・ボルトはサッカー選手としてのスターではないため、協会側は資金補助を行うことはない。それはAリーグのチェアマンであるグレッグ・オローク氏が宣言済みだ。

しかしながら、協会はボルト側とマーケティング活動についての話し合いを行っており、その他の条件でなんらかの提案をしているとも。

また、ボルトはこの条件でもサッカー選手としての活動をスタートさせるかどうかを慎重に検討しているそうだ。

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