【チャンピオンズリーグ】強豪対決はロナウド凱旋のユベントスに軍配!レアルは執念で勝利をもぎ取る

ディバラのゴールでユベントスが競り勝つ

クリスティアーノ・ロナウドのオールド・トラフォード凱旋で話題となったUEFAチャンピオンズリーググループステージ第3戦マンチェスター・ユナイテッドとユベントスの一戦は、強豪対決にふさわしい死闘となった。サポーターの大歓声で迎えられたロナウドは、序盤から持ち前のゴールに向かう推進力でチームを牽引。すると17分に右サイドを抜け出したロナウドが右足でクロスを供給すると、ファン・グアドラードが競ったこぼれ球に反応したパウロ・ディバラが押し込み、アウェイのユベントスが先手を取る。優位に立ったユベントスはその後も怒涛の攻撃を展開。ロナウド得意のFKやミドルシュートなど決定機を演出するも、ダビド・デ・ヘアのファインセーブに遭って追加点はならず。それでも最後までリードを守り切ったユベントスがCL3連勝を成し遂げた。

CL王者の意地を見せたレアル

過去に類を見ないクライシスに陥り、公式戦3連敗中のレアル・マドリード。このまま奈落の底に落ちてしまうのか、それとも這い上がるきっかけを掴むのか。ビクトリア・プルゼニ戦は今後を占う重要な一戦となった。勝つためには先制点が大事だと肝に銘じているレアルは、序盤からセルヒオ・ラモスのヘディングがポストに直撃するなどゴールの匂いを漂わせる。サンチャゴ・ベルナベウが大歓声に包まれた11分、右サイドからルーカス・バスケスがクロスを上げると、カリム・ベンゼマが落ち着いてヘディングシュートを叩き込み、喉から手が出るほど欲しかった先制弾を挙げる。ゴールによって落ち着きを取り戻したCL3連覇王者は、55分でペナルティエリア内で抜け出したマルセロが左足で追加点を決め、2点差にリードを広げる。プルゼニに1点を返されたものの、それ以上の失点は喫さず、執念を見せたレアルが2-1で勝利をもぎ取った。

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