きょうは高気圧が日本列島を覆い、各地に安定した晴れをもたらす見込み。朝は放射冷却で冷えるものの、日中の気温は東日本と西日本では24℃前後、北日本は20℃前後まで上がる予想。加えて湿度が低いため過ごしやすくなりそうだ。
カラッとした秋晴れ 洗濯にも最適
北陸や北日本の日本海側に広がっている雲も午前中には抜けて、全国的に秋晴れとなる。降水確率は軒並み10%以下で、夜にかけて天気の崩れはなく、秋の満月も楽しめそうだ。
ただ、朝は内陸の盆地や川沿いを中心に霧が出やすいため車の運転などには注意が必要となる。
日中は湿度40%前後と空気が乾燥するため、厚手の衣類や布団も乾きやすい。あす以降は西からゆっくりと天気が下り坂となるため、きょうは日差しの有効活用をおすすめしたい。
朝と日中の気温差に注意
全国的に朝から晴れた影響で、けさは放射冷却が強まった。北日本や内陸部を中心に10℃を下回った所も多く、お出かけの時間帯は各地とも肌寒さが残りそうだ。
日中の最高気温はきのうと同じくらいまで上がり、20℃を超える所が多い。日中は半袖でも過ごせるが、朝晩の気温に合わせて調整しやすい服装で出かけたい。
あすはゆっくり天気下り坂
あす26日(金)の午前中は日差しが残る所が多いものの、西から雲が段々と広がり、27日(土)は全国的に雨となる予想だ。
その後も北日本や北陸では気圧の谷や寒気の影響で来週にかけて曇りや雨の日が続く見込み。
”猛烈な”台風26号 週明け沖縄に影響の可能性も
統計開始以来最多となる、今年7個目の猛烈な台風となった台風26号は午前3時現在はマリアナ諸島付近にあって今後も日本のはるか南を西へと進む予想となっている。
週明けの予報円がまだ大きく進路は定まっていないが、30日(火)頃には沖縄地方に近づく可能性もある。また、勢力が強いため、太平洋側では台風からのうねりによって今後波が高まるおそれがあり注意が必要だ。今後も最新の台風情報をご確認いただきたい。
(気象予報士・野口琢矢)