【チャンピオンズリーグ】長友先発のガラタサライはシャルケとドロー ポルトは敵地で貴重な一勝

がっぷり四つの試合はスコアレスドローに終わった

本命のいないUEFAチャンピオンズリーググループDは、第3戦も激しい試合を繰り広げた。長友佑都が所属するガラタサライはホームでシャルケと対決。勝てば首位に躍り出るガラタサライは、ホームの大声援を背に積極的に攻め立てる。長友も絶妙なオーバーラップでチャンスを創出するも、あと一歩のところでゴールが奪えない。後半に入ると、一転してシャルケのペースとなりガラタサライが完全に防戦一方となる。エウゲン・コノプリャンカが何度も決定的なシュートを放ち、マルク・ウートが4人抜きのドリブルで翻弄しガラタサライを脅かす。それでも、決死の守りでガラタサライが無得点に抑え、結果はスコアレスドローに。勝ち点を分け合い、首位浮上とはならなかった。

2連勝中のポルトが単独首位に

グループDもう一試合では、ポルトがロコモティフ・モスクワが待つRZDアレーナに乗り込んだ。勝ち点でシャルケと並んでいたポルトは、勝てば単独首位のチャンスだったが、開始早々にロコモティフ・モスクワにPKを献上してしまう。最大のピンチを迎えたものの、GKイケル・カシージャスがトップレベルの集中力でファインセーブを見せてゴールを許さない。その後、カシージャスの頑張りに応えるようにポルトの攻撃陣が奮起。PKを含めた2得点を挙げると、後半にも追加点を決めて3-1で勝利。確実に決定機をモノにし、ポルトが拮抗するグループDで頭一つ抜き出た。

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