サーファー、溺れた人を救助 鎌倉署が感謝状

 鎌倉市内の海で溺れた男性を救助したとして、鎌倉署は24日、同市西鎌倉に住む自営業鈴木亮さん(27)に感謝状を贈った。

 署などによると、鈴木さんは9月17日正午前、材木座海岸で友人らとサーフィンを楽しんでいたところ、沖合100メートル付近で男性(17)が溺れているのを見つけた。ボードで男性の元に向かい、スタンドアップパドルをしていた男性とも協力して助けた。

 鈴木さんは「『助けて』という声が聞こえ、必死で向かった。潮の流れが速く、波も高かった」と当時を回顧。「自分はたまたまそこにいただけ。助かって良かった」と男性の無事を喜んだ。

鎌倉署から感謝状を贈られた鈴木さん(右)=同署

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