【チャンピオンズリーグ】決勝T進出が微妙なトッテナム…ポチェティーノ監督「あと少しの所まで来ていた」

決勝T進出へまだ諦めていないポチェティーノ監督

トッテナム・ホットスパーはUEFAチャンピオンズリーグ第3戦でPSVと戦い、2-2の引き分けに終わった。決勝トーナメント進出に向けて難しい状況となってしまったが、マウリシオ・ポチェティーノ監督は現状について言及した。

アウェイの地フィリップス・スタジアムに乗り込んだトッテナムは、先制を許した後すぐに同点に追い付き、ハリー・ケインのゴールで逆転に成功していた。しかし、GKユーゴ・ロリスが一発退場となり、数的不利の中ルーク・デヨングに失点を喫してあと一歩のところで勝利を逃した。CLで3試合で勝ち点1しか獲得できなかったトッテナムは、首位のバルセロナと8ポイントも離されてしまっている。一見すると絶望的な数字に見えるものの、ポチェティーノ監督は「あと少し、あと少しの所まで来ていた。我々はバルサやインテル戦でもう少しの所まで来ていたんだ。3試合で勝ち点1…確かに難しい状況にある」とコメントした。

PSV戦では不可解な判定でゴールが認められなかったシーンもあり、勝利する可能性が大いにあったトッテナム。「たくさんの事が起きた。フットボールはこういうのものなんだと理解する必要がある。レフェリーの決断を責めるのは簡単な事だが、我々にも責任がある。我々はゲームをコントロールした。しかし大事な場面でそれを怠り結果につながってしまった。引き分けで勝ち点1という最小の結果にね。2-1として時点で勝負を決めに行くべきだった。ロリスが退場になったとしてもあと一点取れば勝っていたんだ」とポチェティーノ監督は悔しさを露わにした。

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