〔海外地震〕ギリシャ南西のイオニア海でM6.8 イタリアなどでも揺れを観測(10/26)

米国地質調査所(USGS)によると、日本時間10月26日07:54頃、ギリシャ南西のイオニア海を震源とするM6.8の地震が発生しました。この地震の前後にも、付近でM5級の地震が発生しています。
SNSなどによると、ギリシャで強い揺れが感じられたほか、イタリア南部やギリシャの北隣となるアルバニアでも揺れが感じられ、震源に近い観光地・ギリシャザキントス島では建物被害や停電が発生している模様です。ヨーロッパ地中海地震学センター(EMSC)によると、この地震による津波被害の発生可能性は低いものの、最大20cm程度の海面変動が観測されていることから、海岸へは近づかないよう呼びかけています。【10月26日10:00現在、レスキューナウまとめ】

■地震概要
【発生事象】(USGS)
震源地:イオニア海付近(北緯37.4度 東経20.5度) アテネから西に約277km(EMSC)

発生日時(日本時間):10月26日07:54頃
震源の深さ:16.6km
地震の規模:M6.8

【地震状況】(USGS)
・07:22頃 M5.0
・07:54頃 M6.8
・08:09頃 M5.2
・09:13頃 M4.9
・09:23頃 M4.7
・09:32頃 M4.9

【被害情報】
・震源に近い観光地・ザキントス島で修道院塔が破損する被害〔protothema〕

■基礎データ(外務省)
ギリシャ共和国
人口:約1081万人(2015年IMF)
首都:アテネ
在留邦人数:653人(2017年10月現在)

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