MotoGP:スズキのリンス、フィリップアイランドは「ポジティブなタイプのコース」

 MotoGP第17戦オーストラリアGPを前に、チーム・スズキ・エクスターのアレックス・リンスとアンドレア・イアンノーネが意気込みを語った。

■アレックス・リンス(MotoGPクラスランキング9位)

 日本GPでは今シーズン3回目の表彰台となる3位に入賞。今年もシーズン後半戦に入って調子を上げてきたリンス。ランキングも9位に浮上した。

 フィリップアイランドではMoto3時代の2013年とMoto2時代の2015年に優勝。MotoGPクラス1年目の昨年は予選13番手から8位に入賞している。

「もてぎでの表彰台の後、ポジティブな気持ちでオーストラリアに臨む。フィリップアイランドは高速コースで、僕にとってもとてもいいレイアウトだし、GSX-RRにとってポジティブなタイプのコース」

「もてぎでは結果も重要だったが、レースウイークを通してコンスタントに走ることができたので、週末を通じていいレースができることを期待している」

■アンドレア・イアンノーネ(MotoGPクラスランキング10位)

 日本GPでは4位に浮上し、トップ集団を追っていたところで転倒リタイアに終わってしまったイアンノーネ。

 フィリップアイランドではMoto2時代の2010年に3位表彰台を獲得。MotoGPクラスでは2015年に3位に入賞している。2016年はサンマリノGPでの負ったケガのため欠場。昨年は6位に入賞している。

「日本GPに続いてオーストラリアGPに臨むことができてハッピー。もてぎではいいフィーリングで、全セッションを通じてコンスタントに速く走れるようになった」

「レースではクラッシュしたが、トップに接近できた。この状態でフィリップアイランドに行けるのはとてもいいこと。フィリップアイランドは本当に好きなコースだし、マシンにも合っていると思う」

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