ボルトの夢は茶番劇だ、矛盾している!パースのエースFWが苦言

『Stuff』は26日、「パース・グローリーの元アイルランド代表FWアンディ・キーオは、ウサイン・ボルトの挑戦に苦言を呈した」と報じた。

昨年陸上競技を引退したボルトは、今夏オーストラリアのセントラルコースト・マリナーズに練習生として参加し、サッカー選手としての夢を追いかけている。練習試合では2ゴールを決める活躍も見せ、大きな注目を集めた。

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先日はクラブ側からプロ選手としての契約オファーを受けたと伝えられたが、現状では金銭的な条件で大きな開きがあるとも。

パース・グローリーでプレーしながらNPL(実質2部)のイングルウッド・ユナイテッドで昨季監督も務めたアンディ・キーオは、TV番組の『The Keith Andrews Show』に出演して以下のように話したという。

アンディ・キーオ 「うーん、僕はAリーグでプレーしているから、注目を集められるのは良いことだと思うよ。

ただ、ウサイン・ボルトがAリーグでプレーするというのは、どうかなと思う。

彼は31歳だ。僕から見れば、サッカー選手になることはできないと思うよ。

少しだけ見せているものはあるが、プロフェッショナルとしては厳しいものがあるだろう。このリーグではね。

マーケティングの観点を理解することはできる。しかしサッカーという観点でいえば、ちょっと茶番劇だね」

(ボルトのファーストタッチはどうだった?)

「僕が見たところ、トランポリンのようだったね。

彼がサッカーに良い何かをもたらしてくれると考えている人がいるのならば、そのような者には契約の権限を渡すべきではないよ。

Aリーグはサラリーキャップ(給与制限)がある。その基準の中で彼に給与を支払わなければならない。ボルトはそれだけチームに貢献できるのか?

彼はサッカー選手になるという夢を追っていると言う。ところが、その一方である額のお金を求めているとも伝えられている。

夢を追いかけるならお金じゃないだろう。明らかに彼自身が矛盾しているよ」

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