イデミツ・ホンダ・チーム・アジア 2018MotoGP第17戦オーストラリアGP 予選レポート

長島がオーストラリアGP予選で7列目獲得

パウィは8列目から決勝へ

Rd.17 オーストラリアGP/フィリップアイランド・サーキット
2018年10月27日(土)
コンディション: ドライ
気温:16℃ 路面:26℃

 土曜午後の予選を終え、1分34秒784を記録したIDEMITSU Honda Team Asiaの長島哲太は、日曜のオーストラリアGP決勝レースに向けて7列目21番グリッドを獲得しました。チームメートのカイルール・イダム・パウィは23番手。ベストラップタイムは1分34秒850でした。

 ドライコンディションとはいえ冷えた温度条件になった午前のFP3で、長島は安定した調子を維持してセッション17番手。パウィは23番手タイムでした。

 午後の予選では終盤15分に長島は4コーナーで転倒。いったんピットへ戻った後、コースへ復帰したものの、最高の走りを披露しきれないセッションになりました。パウィは、ブレーキングに苦戦しながらも着実に前進を見せています。

 明日は、現地時間午前11時10分(日本時間午前9時10分)から20分のウォームアップ走行が行われます。25周で争うオーストラリアGP決勝レースは、午後2時20分にスタートする予定です。

長島哲太 (21番手 / 1’34.784 / +1.416)

「セクター1は自己ベストタイムで、そのまま更新し続けようと思っていたのですが、4コーナーでフロントを切れ込ませて転倒をしてしまいました。全体としてはセクター4にまだ改善の余地があり、決勝は7列目スタートになりますが、スタートをうまく決めて、前の集団から離されないように落ち着いて走れば、ポイントを獲得できる自信があります」

カイルール・イダム・パウィ (23番手 / 1’34.850 / +1.482)

「セッションごとに走りがよくなってきて、ラップタイムも向上していますが、予選ではブレーキングで特に苦労を強いられました。しかし、グリップについては今のところ特に問題を感じてはいません。タイムが接近しているので、明日はポイント圏内のフィニッシュを目指してがんばります」

青山博一 チーム監督

「長島は、決勝に向けてセットアップを積み上げていますが、転倒してしまったこともあり、グリッドポジションが低くなってしまいました。しかし、明日のレースに向けて方向性はほぼ定まっているようです。この数戦はいい流れになっているので、明日もその勢いを維持していいリザルトを獲得してほしいです。パウィは厳しい位置からのスタートになりますが、今の状況を自分自身の力でブレイクスルーできるように、強い気持ちでがんばってほしいです」

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