マンチェスターUとユヴェントス、両者に所属した6名の超スター選手たち

23日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第3節で対戦したマンチェスター・ユナイテッドとユヴェントス。

試合の結果は0-1。オールド・トラッフォードに乗り込んだユヴェントスがゴールを奪い、勝点3をもぎ取った。

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世界屈指のチームとして長い間リスペクトされている両チーム。今回はマンチェスター・ユナイテッドとユヴェントス、どちらにも所属した経験がある6名のスター選手を特集しよう。

エドウィン・ファン・デル・サール

ユヴェントス:1999~2001、88試合

マンチェスター・ユナイテッド:2005~2011、266試合

アヤックスの守護神として長く活躍したあと、ユヴェントスへと加入。レギュラーとして起用されるも、そこではあまり高い評価を得ることができなかった。

しかし2001年にイングランド・プレミアリーグに昇格したばかりのフラムへ移籍すると、苦戦が予想されたチームを中位に導く活躍を見せた。

その彼に目をつけたのが、シュマイケル退団以降ゴールキーパーの不作に悩まされていたマンチェスター・ユナイテッド。

すでに35歳になっていたファン・デル・サールであったがオールド・トラッフォードでも守護神として君臨し、6シーズンプレーしてから現役を引退している。現在はアヤックスのディレクター。

パトリス・エヴラ

マンチェスター・ユナイテッド:2006~2014、379試合10ゴール

ユヴェントス:2014~2017、82試合3ゴール

ディディエ・デシャン監督が率いていたモナコで活躍を見せたエヴラ。チャンピオンズリーグ決勝戦を経験し、2006年の1月にマンチェスター・ユナイテッドへ移籍した。

その移籍金はわずか800万ユーロだったと言われるが、当時それほど人材が豊富ではなかった左サイドバックに定着し、欠かせない戦力となった。

マンチェスター・ユナイテッドでは結局400近い試合に出場し、5回のプレミアリーグ優勝を含めた10個のトロフィー獲得に貢献している。

2014年にはユナイテッドから直接ユヴェントスへ移籍。セリエAでの3年間でも印象的なプレーを見せていた。

ズラタン・イブラヒモヴィッチ

ユヴェントス:2004~2006、92試合26ゴール

マンチェスター・ユナイテッド:2016~2018、53試合29ゴール

現在はアメリカのロサンゼルス・ギャラクシーでプレーしているイブラヒモヴィッチ。キャリアを通して多くのクラブを渡り歩いてきた。

アヤックスで大ブレイクを果たしたあと、1600万ユーロで引き抜かれたのはユヴェントスだった。そこで若くして結果を残したものの、カルチョ・スキャンダルによってチームが降格処分を受け、同じイタリアのインテルへ…。

そして、そこで出会ったジョゼ・モウリーニョ監督を追うような形で2016年にはマンチェスター・ユナイテッドと契約。年齢の点で疑問の声も上がったが、大きな怪我で離脱するまではエースとして期待に応える活躍を見せた。

カルロス・テベス

マンチェスター・ユナイテッド:2007~2009、99試合34ゴール

ユヴェントス:2013~2015、96試合50ゴール

ボカ・ジュニオルスでブレイクしたテベス。2005年にブラジルのコリンチャンスに移籍し、さらに次年度にはハビエル・マスケラーノとともにウェストハムに入団して世界に驚きを与えた。

そして2007年にはマンチェスター・ユナイテッドに加入。アレックス・ファーガソン監督の下、ウェイン・ルーニーと前線のコンビを組んで活躍を見せた。

しかしその契約はローンであり、買い取りの2500万ポンドをユナイテッド側が拒否。退団を余儀なくされたテベスは、ライバルのマンチェスター・シティに移籍していった。

2013年にはそのシティからユヴェントスへと移籍し、前線の要としてプレーしたが、契約を1年残して故郷アルゼンチンへの復帰を希望。ロドリゴ・ベンタンクールも含めた取引で、ボカ・ジュニオルスに戻っていった。

ポール・ポグバ

マンチェスター・ユナイテッド:2009~2012、2016~、107試合19ゴール

ユヴェントス:2012~2016、178試合34ゴール

マンチェスター・ユナイテッドの下部組織で育成されたポグバであるが、なかなかトップチームでの出番がもらえないことで退団を決意。2012年に向かった先がユヴェントスであった。

フリーエージェントでセリエAにやってきた19歳の天才は、初年度から中盤の要として君臨。ユヴェントスで世界最高のタレントとして評価されるまでに至った。

そして2016年夏には衝撃の出来事が。マンチェスター・ユナイテッドがなんと8900万ポンドというとんでもない額を投じて買い戻したのである。

ところが、監督を務めているジョゼ・モウリーニョとの関係はあまりうまく行っていないと言われており、なかなか力を発揮できず…。彼の才能が生かされる時は来るのだろうか?

クリスティアーノ・ロナウド

マンチェスター・ユナイテッド:2003~2009、292試合118ゴール

ユヴェントス:2018~、11試合5ゴール

スポルティング・リスボンのユースで育成されたロナウド。ポルトガルリーグでは1年しかプレーしなかったが、練習試合でアレックス・ファーガソン監督の目を引き、マンチェスター・ユナイテッドへステップアップした。

当初はドリブルだけのアタッカーという印象であったが、後に秘めたるゴール感覚を開花させて得点を量産。ジュニーニョ・ペルナンブカーノに影響を受けたという無回転シュートも一世を風靡した。

その後はレアル・マドリーに移籍し、世界最高のクラブで何度もチャンピオンズリーグを制覇するなど活躍。リオネル・メッシとともにバロンドールを独占し続けた。

そして今季新たな冒険の場としてイタリア・セリエAを選び、ユヴェントスに加入。不調と言われつつもほぼ必ずゴールかアシストを決めているところは流石。

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