小児科医育成へ寄付講座 宮崎市と宮崎大協定

小児科医の育成に向け、寄付講座設置に関する協定書にサインする池ノ上学長(左)と戸敷市長=29日午前、宮崎市役所

 医師の高齢化により、県央部で夜間の小児科診療態勢の維持が困難になることが予想されることから、宮崎市は若手医師の育成を進めるため、宮崎大学医学部小児科に11月から寄付講座を設置する。市は2020年度まで計6525万円を拠出し、大学側は小児科専門の教員2人を配置する。講座設置に向けた協定の締結式が29日、同市役所であった。

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