『Sportskeeda』は28日、「アントニオ・コンテ監督がレアル・マドリーに就任したら、獲得するであろう4名の選手」という記事を掲載した。
今季開幕から不調が続き、フレン・ロペテギ監督が解任されるのではないかという噂が流れているレアル・マドリー。
その後任候補として有力視されているのが、前チェルシー監督のアントニオ・コンテ氏。フリーエージェントの大物指揮官は数少ないため、彼がダメなら下部組織からソラーリ氏を暫定的に昇格させるという話もある。
もしコンテ監督がレアル・マドリーの指揮官になったら、誰を補強しようとするか?その4選手とは。
マウロ・イカルディ
レアル・マドリーは今、決定力が高いストライカーを必要としている。爆発力を失ったカリム・ベンゼマを置き換えられる選手をだ。
何年もマウロ・イカルディを獲得するのではないかという噂はあった。そして、ついにその獲得に乗り出すだろう。
なぜかといえば、アントニオ・コンテは常にチームの中心としてストライカーを考えてきたからだ。チェルシーでもアルバロ・モラタとオリヴィエ・ジルーを獲得した。
イタリアで指揮をとっていたコンテにとっては、イカルディはよく知っている選手の一人。そして、獲得のためには天文学的な金もかからないだろう。
ネイマール
レアル・マドリーはクリスティアーノ・ロナウドを置き換えられるだけのスター選手が必要だ。マーケティングの面で、それを十分に上回れる存在が。
報道によれば、ネイマールはフランスからスペインへと戻りたがっているとも言われる。それはレアル・マドリーが必要なものと合致しているし、バルセロナとの関係が大きなハードルになることもないだろう。
ネイマールが新しい主人公としてレアル・マドリーを牽引することが出来れば、それは世界最高額に近い移籍金を支払ってでも価値はある。
PSGはこのブラジル人スターを強硬に守ろうとするだろうが、レアル・マドリーの資金力を持ってすれば、「ネイマールを守るよりも…」という感覚を抱かせることはできるはずだ。
エデン・アザール
アントニオ・コンテとエデン・アザールは、チェルシーでの2年間でともに繁栄してきた歴史を持っている。
メディアにおいては「アザールとコンテは緊張関係があった」とも伝えられたが、アザールはその事実を否定している。
コンテはもちろんアザールの才能を十分に認識しており、レアル・マドリーの彼を獲得したいという意思をさらに肥大させる可能性は高い。
アザールは「レアル・マドリーでプレーするのが夢」と公言しており、コンテ監督が就任したことがその説得材料になるかもしれない。
マルコス・アロンソ
先日チェルシーと新たな契約を結んだばかりのマルコス・アロンソ。しかし、そのサインは現代サッカーの中でそれほど大きな意味を持つものではない。ただ、価格をコントロールするだけの効果があるだけだ。
このスペイン人レフティは、ロンドンでアントニオ・コンテ氏の下を支えて繁栄し、急速に力をつけてきた選手である。
27歳の彼はレアル・マドリーの下部組織出身であるが、2010年にボルトン・ワンダラーズに移籍してから徐々にキャリアアップを図ってきた。
マルセロがチームを離れる意思を示していると言われており、レアル・マドリーはサイドバックの補強が急務である。