三崎にまつわるクイズを解きながら地域を巡るウオークラリーイベントが28日、三浦市三崎の下町地区で開かれた。地元の子どもたちが実行委員としてクイズを考案。当日も仮装をして道案内をするなどイベントを支えた。
市内外から参加した親子ら約100人は、受付場所でクイズが5問記されたカードを入手。複合施設「うらり」の外壁に描かれたスイカとダイコンの合計数や、民俗芸能「チャッキラコ」が奉納される本宮神社の鳥居の色、下町の商店街に設置されているちょうちんの数などの問題を解くため、地図を片手に実際に足を運んだ。
実行委員の子どもたちはハロウィーンにちなんでカボチャのお化けや、お姫さまなどに扮(ふん)し、チラシを配ってイベントをPRしたり、道案内をするなどした。
参加した市立初声小学校3年の女児(8)は「商店街を歩くのが楽しかった」と笑顔。母親(33)は「(下町地区には)何回か来ているが、知らない場所もあり、新たな発見になった」と話した。