【ラ・リーガ】レアルがロペテギ監督の解任を発表…Bチームを指揮するソラーリが暫定監督に

クラシコの敗戦が決定的なものに

レアル・マドリードが現地時間の29日、フレン・ロペテギ監督を解任したことを正式に発表した。今後の数試合は、Bチーム監督のサンティアゴ・ソラーリが暫定で指揮を執る。

29日にクラブ側とロペテギ監督が話し合い、解任になることが決定し現地時間の夜9時にアナウンスされた。主な理由として、チームの将来を考えた時に現状から好転することは難しいとクラブ側が判断し、今回の決断に至ったそう。バロンドール候補が8名も所属するチームの残す成績ではないことは間違いなかった。公式サイトでは最後にロペテギ監督やコーチングスタッフに対して感謝の意を述べている。ただ、ここ最近のチームの練習は重苦しい雰囲気で行われていたという。アラベスに敗戦した当時は全員が下を向いており、直近のバルセロナ戦ではカンプ・ノウで1-5という大敗を喫し、ロペテギ監督が指導した最後の練習では誰一人として口を開くものはいなかったようだ。

Bチーム監督ののソラーリが暫定で指揮を執る

これから新監督探しをはじめるレアルは、ミッドウィークに開催されるコパ・デル・レイ4回戦ではBチーム監督のソラーリが暫定的にベンチに座ることが決定。新監督が今週中に決定しなければ週末のバジャドリード戦や来週のUEFAチャンピオンズリーグのプルゼニ戦でも指揮官を務める可能性がある。ロペテギ監督がレアルで残した成績は、公式戦14試合で6勝2分け6敗。デビュー戦となったUEFAスーパーカップでアトレティコ・マドリードに、”エル・クラシコ”でバルセロナに敗戦し、リーグでは7位に低迷していた。

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